Think Deeply 〜洋服を作る上で大切にしていること〜

Think Deeply 〜洋服を作る上で大切にしていること〜

「洋服を作る上で大切にしていること」について今日は綴ってみたいと思います。

敬愛する先輩の影響で、インテリアがとても好きになりました。一時期は取り憑かれたようにヴィンテージの家具について探求している時期がありました。

なんなんでしょうか、あの魅力は。クルマとかカメラも好きですが、インテリアや家具はさらに好きです。ハマった人なら深く頷いてくれていると思います。

ヴィンテージの家具は時間をかけて深く考えて作り出されているからこそ時を経ても美しさに磨きがかかります。

お店を作る上でヴィンテージの家具があると、その空間にあたたかみを生み出し心地の良いものにすることが出来ると考えています。

ネットで探して、実物を見に行って、「実際はこんなに大きいのか!」とか「ここはこんな凝ったことをしているのか!」とか、ネットでは感じられない実物の素晴らしさに触れるたびに感動していました。

ヴィンテージの家具の美しさには、見かけの美しさ以上に実用の美に魅力があります。デザイナーと名工房がタッグを組み、本気で良いものを生み出すんだという気概に満ち満ちていた時代です。

 

僕は洋服もこういう考え方で作られるべきだと思うようになりました。

僕たちObladaの洋服は、生地屋さんや縫製工場さん、加工工場さん、パタンナーさんなど携わる人たちが心を一つにして作っています。

一つものを作る時にはたくさんの人が携わります。だから起点とななる僕自身はよくよく考えて本当に必要とされるものを作ることを考え抜きます。閃きや思いつきが大切なのですが、携わる人たちの努力が結実するかどうかを考え抜きます。そうして完成した洋服に僕たちは自信があります。

さて、めちゃ前置きが長くなってしまいました!

そんなこんな想いで作られた春の新作たちがお店とWEB STOREに本日から並びます。

 まずはワードローブの定番でもあるボーダーについて。

もう出尽くした感のあるボーダーをどうしたら新鮮なものに出来るんだろうと考えて考えて、直線だけで作ってみようとTの字のパターンで仮縫いして作ってみたらいいかも!となりこの形に辿り着きました。

そして、何度も何度も洗濯しても大丈夫なように上質で丈夫な糸を使用した生地を採用しています。

ワードローブとして気に入ったものは何度も着て洗濯したいものです。

思い切り着てほしい一着です。

 

さて、春のデニムスタイルに着てほしいジャケットをご紹介

一つ目は細かい千鳥柄のFITZ JKT。

サラリとしていて、遠目は無地に見えて羽織りやすいカジュアルなダブルのジャケットです。

そしてブラックブレザーのFITZ BLEAZER

ネイビージャケットも良いけど、ブラックもこれまた良いのです。

こんなスタイリングみたいに、オールインワンとかに羽織っても最高ですね。

もちろんブラックのパンツを穿いたりして、きれい目に着ることもできます。

 

続いてはハーフジップとシャカパン

このハーフジップも上質な裏毛を使用しています。

そして、あえて小さくしたファスナーや狭いVなどもこだわりのポイントです。

このシャカパンはUS ネイビーのトレーニングパンツをベースにしています。

見えにくいけど、サイドと裾に切り替えが入っています。

コットンナイロンの生地でマットなブラックが気に入っています。

中はメッシュライナーがついており履き心地も良いです。

ハーフジップはヘザーグレーホワイトもあります。

これがまた良い色です。

可愛いメガネはバディオプティカルのものです。

スウェットインのスタイルも可愛いですよね。

ベルトが映えます。

いよいよ今日から春がはじまるといった感じで新作目白押しです!

ぜひ手に取って頂けたら嬉しいです。

 

 

 

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