一工夫する楽しさ
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立春を迎えたものの、寒い日もあるこの頃。
でも気分は確実に春に向かっています。
僕はこんな端境期に、クローゼットの整理整頓を無性にしたくなります。
クリーニングに出すものや、自分でケアするものなど分けて春ものを向かい入れる準備をし始めます。
話が少し脱線しますが、クローゼットの整理をしていてニットの毛玉が気になるものがありました。ニットの洗い方は熟知しているのですが、毛玉の対処については毛玉取り機で取るしか考えがありませんでした。
そこで、Obladaのウィリアムニットなどを作ってくれているニットのエキスパートM氏に聞いてみると、とても良いことを教えてもらいました!
一日着たニットは、「必ずスチームをあてて、ブラッシングをする」というケアをされているそうです。これだけで、毛玉になる前の毛玉予備軍をケア出来るそうです。
とても良いことを教わり、まだまだ自分も知らないことがいっぱいあるなと、また一つ洋服について詳しくなったことが純粋に嬉しくなりました。
さっそく、ハンディスチームとブラシを新調してケアしたいと思います。
スチームとブラシは新調したらまた、こちらでアップしますね!
さて、話がだいぶ逸れましたが、こうやって服を大切にしながらも新しい春ものを迎れる準備が出来たら、ようやく新作のご紹介!
今日のおすすめの一品は、
「Obladaのリメイクスエット」です!
アメリカ企画のコットンポリエステルのソフィやラッセルのスエットのボディを使い、プリントと刺繍を施し、丈を短くリメイクしたアイテムです。
サイズはXLサイズをリメイクしています。
なぜアメリカ企画のボディを採用したかというと、この風合いを日本製の生地と縫製で出すことが難しいからです。
「高品質=おしゃれ」という事ではなく、あえてアメリカぽいアジのある風合いが(ローファイとでもいうのでしょうか)将来古着のようになっていく大切な要素かなと考えて作りました。
もちろんObladaの中でフェザーコートやヘンプデニム、オフィサーパンツなどに代表される最高の素材で作る良さも大切にしています。
そういう高品質とローファイなアイテムがミックスされる緩急が僕は好きです。
フォルムはXLサイズをリメイクする事によって、女性が来た時にとても良いバランスになります。
個人的にもとても気に入っているアイテムです。
ちなみに僕の一押しはブラックです!
今シーズンのテーマはモノクロームと題して、春に着る黒のかっこよさを追求しているからです。
コットンポリエステルの素材なのでほとんど縮みはないのですが、洗濯後に着丈が1cmほど縮むことを想定して着丈を短くしています。洗った後にちょうど良くなるように作っています。
Obladaのロゴはプリント、CINCHのロゴは刺繍しています。
黒がおすすめと言いながら、色物もかなり可愛いです。
ぜひ皆さまの春のワードローブ計画に加えて頂けたら嬉しいです!
Director
Shintaro Someya