FEATHER COAT ~羽のように軽く〜
Share
2月3日発売のObladaのフェザーコートについて書いてみたいと思います!
まず、ものすごく寒い2月。
なのに2月中旬を過ぎると何故かウールのコートよりもう少し軽いコートが着たい気分になっていきます。
でもスプリングコートでは寒過ぎる。
春まで着られて、ちゃんとあたたかいコートを作りたいというか、自分が欲しいというとてもプリミティブな想いからこのコートのデザインはスタートしました。
デザインする要素としては
・軽いこと
・あたたかいこと
・永く着られること(普遍的なデザイン)
・自分でも着たいと思える上質でプレシャスなもの
このことを念頭にまずは素材を探すところから。
当然ですが、良い生地は高いものです。
僕は、触って良いと思ったものを採用するようにしています。
直感で良いと思うものを使います。
値段を聞いて諦めるなんて、絶対ヤダというのが自分の信条です。
生地屋さんの会心の一撃を正面から受け止めたいタイプです(笑
だから活きの良い生地をおすすめしてもらえます。
生地は夏ごろに広島県福山市で探しました。
生地屋さんと打ち合わせも煮詰まったので、外の空気を吸いに海までドライブ。
海を眺めながらソフトクリームをお供に、どんなコートにしようかなか〜とあーでもないこーでもないと、やってると、眩しい太陽と潮風と共に出てきました最高の素材。
生地屋さん「真太郎さん、この中綿何で出来てると思います?」
僕「うわっ、柔らかっ!めっちゃええやん!」(たまに出ちゃう関西弁)
生地屋さん「これ、シルク100%の中綿なんです」
僕「まじで!これ使いたい!」
生地屋さん「まだイタリアの某メゾンでしか使われてないんです」
(イタリアの某メゾンといえばローファーが有名なあそこです)
僕「最高!採用!これで作ろう!」
シルク100%の中綿、なんてプレシャスなんでしょう。
見えない部分に使う最高の素材。
軽くて、あたたかく、プレシャスという三拍子が揃いました。
表地は、ブラックのコットンとナイロンに決定!
デザインは普遍的なステンカラーで、身幅と袖幅をゆったりとさせて下にバルキーなニットやチャンピオンのスエットなんかが着られるようにしました。
とにかく羽のように軽いことからフェザーコートと命名!
春に着るブラックが最高です。
空気を含むようなたっぷりとしたシルエットが魅力です。
パンツスタイルはもちろん、スカートでもOK
とてもオススメできるコートに仕上がりました!
2月3日金曜日12:00よりCINCH STOREとWEB STOREにて発売です!
お楽しみに!