僕たちが考える、これからの洋服屋について

僕たちが考える、これからの洋服屋について

いよいよ2023年も残すところ、あと2週間ちょっと!

師走らしく、走り回っている僕たちですが、今週から2024 SUMMER COLLECTIONの展示会を行なっております。(こんな師走の忙しい時期に展示会なんてしちゃってごめんなさい!)

今回の展示会のテーマは「SUMMER JEANS STYLE」と題して、僕たちらしい夏の装いを提案していきたいと思います。

今回はモデルも、夏らしいブロンドショートのスペシャルなモデルで撮影しました。日差しが最高に似合います。

タンクはシルク100%で最高の着心地、カーゴはシアサッカーでこれまた涼しい。

どうしたら暑い夏も僕たちらしいスタイルで楽しんでもらえるのかなとこればかり考えてきました。

さてさて、

ここでコレクションの紹介から少し外れますが、僕が考えるこれからの洋服屋についてお話しします。

洋服は衣類として衣食住のトップにあり生きていく上で欠かせないものです。

古来より、自然環境に適応するべく衣類は進化してきました。

その過程で産業革命以降、誂える(オーダーメイド)という概念から既製服が主流となり、トレンドが生まれるようになりました。

やがてファッションはトレンドの影響を大きく受け、大量生産の時代になります。

と、小難しい感じに書いてしまいましたが、こんな感じでファッション業界はやってきたのです。

でも、「これからは変わらなきゃ」というのが僕が考えていることです。

世の中、売れるかどうかわからない洋服を作ったり買い付けたりして、残ったらすぐセールしたりアウトレットで捌いたり。

僕はこんなこと、絶対にしたくありません。

生地屋さんと一緒に作った生地や、一生懸命縫ってくれたり、洗い加工してくれた大事な洋服の価値がそんなすぐに下がるなんて考えられないからです。

だから僕たちは「作りすぎない」ことを大事にしています。

僕たちは、このコラムを読んでくれるような方に着て欲しくて洋服を作っています。だから必要以上に作る必要はありません。

そこで考えたのは、展示会のたびに皆さんに見ていただき受注生産を行うことでした。そこでご注文を頂き、欲しい方にお届けする。とてもシンプルなことですが、作りすぎることがないので、無理がなく持続可能なサイクルを作ることが出来ています。

僕たちのこんな考えに賛同してくれるファンのみなさま(お客様と卸先様)。

生地屋さん、縫製工場さん、加工工場さんの作り手のみなさま。

そしてCINCHで働くみんな。

この大切な3つの関係が健康的に持続成長していくことだけを僕は考えていきます。

長くなってしまいましたが、こんなことをますます感じています。

今回の展示会のルックを少し添えて、今日のコラムを綴じたいと思います。

 

スニーカーやサンダルにあうワンピース。

スケータージーンズのショートパンツが登場します!

夏が楽しみになるオールホワイト!

ディナーパンツの新色も登場します!

涼しいけど、楽しいスタイル!

オフィサーパンツのショーツも上品で◎

古着みたいなプリントTシャツも目白押しです!

 

おすすめが一杯なので、今日はここまで!

 

いつもコラムを読んでくださり、ありがとうございます!

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